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仮名列女伝 【判型】大本7冊(全8巻中第8巻欠)。縦266粍。 【作者】北村季吟(静厚・久助・呂庵・廬庵・湖月亭)作。 【年代等】明暦元年跋・初刊。江戸前期後印。刊行者不明(8巻欠)。 【備考】分類「往来物・仮名草子・伝記」。前漢・劉向作『古列女伝』(「列女伝」7巻・「続列女伝」1巻)の大意を忠実に邦訳したもの。承応2・3年刊『劉向列女伝(新刻古列女伝・新続列女伝)』の発刊間もない翻訳書で、説話毎の「頌」を全て(場合によっては「賛」も)削除するが、挿絵は承応板とほぼ同じものを掲げる。季吟の自序には、『古列女伝』で最初に節義の品々を明らかにし、末尾で勧善懲悪を説くのは「徳をつゝしみをこなひをはげまさん」ためで、古文や漢文は婦女子には読みがたいので、「いやしきことばにやはらけつゝ、大かたのおもむきばかり」を仮名書きにしたという。巻之一「母儀伝」、巻之二「賢明伝」、巻之三「仁智伝」、巻之四「貞順伝」、巻之五「節義伝」、巻之六「弁通伝」、巻之七「嬖(げつへい)伝」、巻之八「続篇(上記七類の追加)」の8章124話(伝記)からなる。本文をやや小字・11行・付訓で記す。 ★原装・題簽付・本文は概ね良好、表紙など一部小虫。記名なし・蔵書印あり。【参考価格(出品時の相場):日本の古本屋で、64,800円(改装本・8冊揃*やや粗)~172,800円(全8冊揃*虫損本)】。
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