柳田 謙十郎(やなぎだ けんじゅうろう、1893年(明治26年)11月23日 - 1983年(昭和58年)1月16日)は、日本の哲学者。西田哲学から戦後唯物論に転じ、平和運動や労働者教育にも尽くした。 1936年、論文「知と行」によって西田幾多郎の知遇を得る。1945年文学博士の学位を受けた。1946年、大著『西田哲学体系』全12冊の刊行が始まり、足かけ3年をかけた刊行計画に合わせて、1947年5月、埼玉県大宮市(現さいたま市大宮区)吉敷町の自宅での毎月1回の西田哲学ゼミ「参道塾」を開講。 1950年、西田哲学を捨ててマルクス主義唯物論に移ることを公然と声明。 哲学 宗教 歴史 世界史 日本史 倫理学 唯物論 観念論 人生論 全集 西田幾多郎