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戦前 大正時代 市田理八 所蔵品 入札会 売立 目録 研究 資料 古美術 骨董
3779円
戦前 大正時代 市田理八 所蔵品 入札会 売立 目録 研究 資料 古美術 骨董
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大正１年に京都美術倶楽部にて行われた資産家である市田理八氏所蔵品の売立目録になります。 経年劣化によるシミ、斑点シミ、表紙に小さい破れ等ございますが、当時のオークションでどのような物が出品されたかなど大変貴重な資料となります。 古い物ですのでご理解頂ける方のご購入をお願い致します。 神経質な方は御遠慮お願い申し上げます。 書画 掛軸 屏風 香合 盆 花瓶 茶道具 文房具 鉢 茶器 酒呑 重箱 椀皿など 総計３０８点（目録のみを含む）を掲載 大正１年 第2回: 2月11, 12, 13日下見, 同14日入札 場所: 京都美術倶樂部 第2回札元: 林新助, 今井貞次郎, 高田新助 裏表紙に柿谷勘造の印有り 市田理八 六角西洞院の織物商。 株式会社京都商工銀行・京都商工貯蓄銀行・株式会社也阿弥ホテル・京都倉庫株式会社・大阪商船株式会社 などの取締役に就任。 浜岡光哲、高木文平、市田文二郎、西村七三郎、能川登、船橋清左衛門、と共に発起人代表として京都商工会議所を設立。 京都株式取引所理事も務めた人物。 売立目録 入札目録に写真図版を付すことは、 明治 42. 年、京都で開催された「市田理八氏旧蔵書画屏風類第一回入札」が最初で 入札会に出品された作品の写真図録として作製されたのが売立目録であり、 これを検証することで、この時期の入札会を通じて、どの作品を入札会開催時まで誰が所蔵していたか、 また他の記録と照合することで、それが誰によって購入されたかなどの所蔵履歴を検証することができる。 戦前、日本・東洋美術の取引の主役をなしたのが入札会である。 特に大正期から昭和初期においては、旧大名家などの華族層のなかで経済的苦境に陥るものが多く、 その苦境から逃れることを目的に「家宝」である伝家の名品を売却することが多くなった。 そして、それらの多くを購入したのが、近代以降の日本経済の牽引車となった財閥経営者などを中心とする財界人たちであった。 その際に用いられたのが入札会という手法であり、入札会に関する記録は、 時代の変遷とともに権力の象徴としての「家宝」がどのように移動したかを知るための資料として重要視されるものである。