ワイセンベルク＆カラヤン／チャイコフスキー＆ラフマニノフ:ピアノ協奏曲
ワイセンベルク＆カラヤン／チャイコフスキー＆ラフマニノフ:ピアノ協奏曲
①チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 ②ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 アレクシス・ワイセンベルク(ピアノ) 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン パリ管弦楽団 ① ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ② 録音:1970年①、1972年② ワイセンベルクの流麗で荘厳なピアノに、カラヤン指揮の最高のオーケストラがバックをつける、一流ブランドの名品ともいうべきアルバムです。2曲ともオーケストラの威力が半端ないです。ソリストがワイセンベルクなので、均衡を保っていますが、柔なソリストなら協奏曲としてのバランスは崩壊してしまいそうです。この2曲の組み合わせでは、リヒテル盤がよりストイックで、一般的な評価も高いですが、カラヤンの魅力に取り憑かれた方は、もちろんこのワイセンベルク盤の方がしっくりくるかもしれません。リヒテルとワイセンベルク、この聴き比べもややはり楽しいです。 まずラフマニノフの荘厳さに圧倒されてしまいます。有名なこの第2番ですが、色々な方が演奏されている中で、１・２を争う名演、名演奏だと思います。イントロから惹きこまれ、心の底から突き動かされる感動を受けました。チャイコフスキーの冒頭が、イメージしていたよりもかなりスローテンポで開始されます。カラヤンなりの解釈で、この曲がより重厚になり、聴き手を圧倒する名演だと思います。いずれも、ワイセンベルクの流麗で荘厳なピアノに、最高のオーケストラによる演奏があいまった、珠玉の名品ではないでしょうか。 発表当初は、アンチ・カラヤン派の評論家たちから「カラヤンの協奏曲」「ピアノつき交響曲」などと陰口をたたかれましたが、今になってそれらが如何に的外れなものであったかがよくわかります。このふたりの組み合わせでなければ、ここまで完成度の高いものにはならなかったでしょう。 国内盤、帯付き（応募券切り取りあり、背部分色褪せ） 盤面傷無し 8 ＊まとめ買い値引き致します(要事前コメント) 2枚購入→150円引き、3枚購入→300円引き 4～5枚購入→450円引き、10点以上は全品150円引き